ibukiTenCEdit2は自動点訳機能を備えた点字編集エディタです。自動点訳システムibukiTenCシリーズのibukiTenCEditの後継を目指して開発を進めています。
※点訳エンジンは従来のibukiTenCシリーズと同じのものを使用しています。
ご利用にあたっての注意
- ibukiTenCEdit2を動作させるためには.NET Framework2.0のインストールが必須です。
>>動作環境についての詳細
- ibukiTenCEdit2については、ソースプログラムも公開することと致しました。無償利用許諾契約書の範囲内でご自由にお使いください。
>>無償利用許諾契約書
前モデルのibukiTenCEditに比べて以下のような点で優れています。
- コピーアンドペーストの対応
- ある程度長い文章を点訳する際の速度低下の解消
- タブ切り替えにより複数の文章をひとつのウインドウで処理できる
- 入力した文字列を即時点訳して表示可能
ibukiTenCEditで行えたことのうち、現バージョンではいくつかの機能が省かれています。
- 点字プリンタ・点字ピンディスプレイの対応
- 紙への印刷
- 一部のファイル形式への対応
- ユーザー辞書の編集
- 点訳結果の点字での表示
現在の動作環境は暫定的なものです。今後変更する場合があります。
- OS:WindowsXP以上(WindowsXPおよびWindowsVistaで動作確認)
- スペック:Pentium4以上のCPU、512MB(Vistaなら1GB以上)のメモリが搭載されたPCを推奨
- その他:.NET Framework 2.0のインストール必須(OSにWindowsVistaをご利用の場合は必要ありません)
WindowsUpdateもしくは以下のリンクからダウンロード/インストールを行ってください。
Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)
※ibukiTenCEdit2を動作させるためには.NET Framework2.0のインストールが必須です。
正式版
ベータ版
ソース
ibukiTenCEdit2のオンラインヘルプはこちらからご覧になれます。(※ローカルで参照できるヘルプファイルは現在用意しておりません)
オンラインヘルプ
- 1.0.0.0(2009/3/24)
- 正式版として公開。
- アプリケーションのアイコンを変更した。
- 点訳エンジン/辞書をibukitenC ver0.65と同様のものに切り替えた。
- beta9(0.9.0.0)(2009/3/8)
- 文字列の置換機能を実装した。
- 一部割り当てていなかったツールバーアイコンを設定した。
- beta8(0.8.0.0)(2009/2/27)
- 誤り指摘の読み上げ方を変更した。
- 読み校正機能を使用した場合、その対象段落をロックするようにした。
- 行番号表示領域の幅を、桁数に応じて可変にするようにした。
- メニューバー、ツールバーに利用しているライブラリを変更した。それに伴いAltキーでメニューにフォーカスが合わない問題が解決した。
- 6点入力のオン/オフをツールバーから切り替えれるようにした。
- 改行を含む文字列の貼り付けを行った際、ロックの状態が正しく反映されない不具合を修正した。
- 外部ツールの実行に失敗する場合がある不具合を修正した。
- beta7(0.7.0.0)(2009/1/7)
- 音声読み上げ機能の強化をした。
- SAPI5に対応したスクリーンリーダーに対応した。(SAPI5を利用した読み上げについて)
- 文字単位での読み上げ機能を追加した。
- 行単位での読み上げ機能を追加した。
- キャレット位置の読み上げ機能を追加した。
- 編集中のファイルパスの読み上げ機能を追加した。
- 読み上げ時に任意の文字の読み方をユーザーが変更できるようにした。
- 誤り指摘の内容を読み上げるようにした。
- 6点入力に仮対応した(不具合があるかもしれません)。(6点入力について)
- キャレット位置の表示形式を変更した。
- タブキーを押したときにタブ文字を入力できるようにした。
- 全角スペース・タブ文字を特殊な記号で表示するようにした。
- 訳文エディタに文字を入力した場合に不正終了する場合がある不具合を修正した。
- beta6(0.6.0.0)(2008/12/7)
- beta5で編集中に自動点訳が利用できなくなることがある不具合を修正した。
- beta5(0.5.0.0)(2008/12/3)
- 文字を選択中にペーストを行った場合に選択文字列を消去してからペーストを行うようにした。
- ファイルを開いてから表示が終わるまでの間に読み込み中を現すフォームを表示するようにした。
- 読み誤りの修正(校正支援機能を利用)を行った場合に、修正した単語数をステータスバーに表示するようにした。
- 起動時にファイルパスを渡した場合にそのファイルを開くようにした(「送る」などから利用できるようにした)。
- 読み誤りの修正(校正支援機能を利用)を行った場合の処理速度を高速化した。
- 長文編集時に訳文エディタでキャレットの移動がもたつく不具合を修正した。
- beta4(0.4.0.0)(2008/11/22)
- 自動点訳時に、対応する文章のロック状態が誤って設定される不具合を修正した。
- すべてロックする/すべてロック解除する機能をメニューに追加した。
- beta3(0.3.0.0)(2008/11/19)
- 外部ツール機能を実装した。
- バージョン番号の命名規則を変更した。
- beta2(2.0.0.0)(2008/10/28)
- 設定ファイルの書式と保存場所を変更した(過去の設定ファイルとの互換性なし)。
- テキスト形式で保存した際に改行が2重に付く場合がある不具合を修正した。
- 独自形式で保存したファイルを読み込む際に、先頭に余分な空白が入る不具合を修正した。
- オプションの設定内容と画面を変更した。それに伴い点訳エンジンの設定と外部機器の設定はオプションの項目に統合した。
- 原文エディタに「\」を入力した場合に点訳結果がおかしくなる不具合を修正した。
- 点訳エンジンをibukitenC ver0.64と同様のものに切り替えた(beta1ではibukiTenC ver0.63のエンジンを使用していた)
- beta1(1.0.0.0)(2008/10/16)
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